コンバージョン向上に繋がるキーワード選定法
具体性の低いワードには「コンバージョン率が低い」というデメリットがあり、具体性の高いワードには「小さな流入しか得られない」というデメリットがあることは既にご説明しました。
これらの問題を解決する方法が一つ、あります。
数多くの「具体性の高いワード」を選定することで、トータルで「具体性の低いワード」で得られる検索流入数と同レベルの検索流入数を得る方法です。
コンバージョンに繋がるキーワード選定の具体例
「具体性の低いワード」で得られる検索流入数を、数多くの「具体性の高いワード」で得る、その具体例が下記です。
a群(ビッグワード群):
「ウィッグ」Googleでの想定月間検索回数:99,000回
b群(ミドルワード・スモールワールド群):
「ウィッグ 通販」同:10,890回
「ウィッグ ポニーテール」同:969回
「ウィッグ 自然」同:1,431回
「ウィッグ バレない」同:528回
「襟足ウィッグ」同:2,160回
「前髪ウィッグ」同:13,320回
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etc…(合計月間検索回数:59,000回)
c群(テールワード群):
「襟足ウィッグ 通販」同:100回
「前髪ウィッグ 通販」同:77回
「前髪ウィッグ 自然」同:528回
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etc…(合計月間検索回数:40,000回)
*a群≒b群+c群
このように、Googleで月間約99,000回検索されるボリュームを、a群の1ワードで得るより、コンバージョン率の高いb群+c群のトータルで得るほうがより多くのコンバージョンが得られ、結果として売上高に大きな変化をもたらします。
さらにこの方法には、他にも大きなメリットがあります。
ミドルワード〜テールワード対策のさらなるメリット
ミドルワード〜テールワード対策にはさらに、ビッグワード単体の対策では得られない下記のような大きなメリットがあります。
◎特にロングテールワードは、早期に成果が上がりやすいため、対策直後から検索流入の増加が得られる。
◎単体ワードの対策とは根本的に手法が異なり、ウェブサイト全体の評価を高める対策であるため、
結果としてビッグワードの検索順位も上がりやすくなる。
つまり…
「対策直後から検索流入の増加を得て売上を伸ばしながら、それがビッグワードの順位上昇にも繋がる」対策と言えます。
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