前回のコラム「ロングテールキーワード・ミドルキーワード対策の障壁」で述べたとおり、Googleが最も重視している評価対象の一つは「コンテンツの品質」です。そして、この「コンテンツの品質」に関する判断は、AI(人工知能)を組み込んだアルゴリズムによりシステム的に行われます。
そしてもう一つ、同様に重視している要素として「コンテンツの価値」が挙げられます。
そしてもう一つ、同様に重視している要素として「コンテンツの価値」が挙げられます。
コンテンツの価値とは
「コンテンツの価値」とは、正に掲載されたコンテンツは検索ユーザーの検索意図を満たし、価値を感じられるコンテンツかどうか、に集約されますが、現状、ユーザーが「感じる」部分をAIで判断するまでには至っていません。
Googleはこの「ユーザーの価値判断」を、検索結果からクリックされる率やウェブサイト訪問後の滞在時間、閲覧ページ数、直帰率などのユーザー行動データを基に判断していると考えられます。
Googleはこの「ユーザーの価値判断」を、検索結果からクリックされる率やウェブサイト訪問後の滞在時間、閲覧ページ数、直帰率などのユーザー行動データを基に判断していると考えられます。
これが「高品質なコンテンツを掲載し続けても成果が得られない」理由なのです。
多くの企業がコンテンツSEOに取り組めない理由
全うな「コンテンツSEO」対策は王道の対策で、大きな成果を上げられる対策と言えます。ですが一方、多くの企業で導入を躊躇せざるを得ない側面を持っています。
全うなコンテンツSEO会社が、コンテンツ掲載と同時に発信の仕組みを作っていることは既に述べましたが、この発信の仕組み作りには膨大な時間と費用を要します。
特にオウンドメディアの制作に当たっては、絶対的な品質が求められるため、ケースによっては本体サイトと同等の費用を投じる必要も生じます。
またSNS戦略は、単に言及誘導や広告戦略ではなく、エンゲージメントを意識した「ファン作り」の戦略ですので、成果を得るまでには少なくとも2年〜3年程度の期間を要するのが一般的です。
コンテンツSEO対策には、大きな資金が必要で、かつ大きな成果を得るまでの相当期間を耐えうる体力を持つ比較的大規模な企業でしか取り組めない側面があるのです。
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