「SEO効果のあるタイトル作成方法を知りたい!」
「基礎基本から応用テクニックを知りたい!」
上記のようなお考えをお持ちではないでしょうか。
この記事では、タイトルを作成するうえでの基礎基本に加え、SEO効果を爆上げするタイトル作成術を紹介していきます。
禁断のタイトル作成術を利用し、PV数を5倍、6倍にしていきましょう。
タイトルとは?重要性の再認識
ページタイトルとは、ウェブページのHTMLの中でタイトルタグ内(<title>〜</title>)に記述されている文字列を指します。
タイトルタグは、サイトの訪問者や検索エンジンに対してページの内容・記事属性などを表す非常に大切なタグです。
もっというと、SEO内部対策において、もっとも重要視すべき部分でもあります。
記事の内容がどれだけ素晴らしくても、タイトルの推敲を怠ってしまうことで検索順位が上位になることもありません!と、言い切れるほどです。
記事を書くことに疲れ、タイトルをパパっと付けてしまっていたという人は考えを改め、タイトル作成に愛と情熱を注いでみてください。結果は数字となって表れるはずです。
タイトル作成で必須となる3つの考え方
まずは、タイトル作成で必須となる考え方を紹介していきます。
以下で紹介していくのは、検索上位に食い込ませるためのテクニックではなく、知っていて当然の考え方です。
「まだコンテンツを作り始めて日が浅い」という人はぜひ熟読してみてください。
ページの内容を分かりやすくユーザーに伝える
基本として最も重要になるのは「ページ内容を分かりやすくユーザーに伝える」ことです。サッと流し読みした程度でも、ユーザーがページの内容を正確に想像できるタイトルをつけましょう。
タイトルとページの内容に相違があれば、ユーザーは違和感を感じ、すぐにページから離脱します。さらに訪問者は、「期待した内容と違う、時間を無駄にした」という印象を持ってしまい、サイト全体のイメージをダウンさせてしまうことにもつながります。
タイトルはページの内容を包括的に表現する必要があるため、記事を完成させたあと作成しましょう。
ユーザーが入力するキーワードを仮定してタイトルに挿入
基礎基本において重要なのは、「ユーザーが入力するであろうキーワードを想定してタイトルに挿入すること」です。
つまり、書きたい記事の内容をイメージしたとき、「この記事を読みたい人はgoogleの検索窓になんと打ち込むだろうか」と熟考したうえでタイトルを付けるということです。
たとえば、転職のやり方について書いた記事のタイトルを付けるとき、想定できるキーワードは「転職,方法」「転職,始め方」「転職,分からない」などです。
また、キーワードを想定したら実際に自分でも検索してみてください。
自分の書いた記事に内容が近い記事が多数あれば「ユーザーのニーズ」と「あなたの記事」との相関性が高いことを表しています。
選択したキーワード(ユーザーのニーズ)と記事の内容に相関性が薄いと、どれだけ時間をかけた記事でも検索上位される可能性は極めて低いです。必ずチェックしてください!
各ページに固有のタイトルをつける(重複の回避)
タイトルは、ページごとに違う文章を作成するようにしましょう。これも必ずです。
タイトルを重複させてしまうと、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンからの評価が低くなるため、検索順位が非常に上がりづらくなります。
先ほども説明しましたように、タイトルは検索エンジンのクローラーが各ページの内容を理解するための重要な手がかりになります。
そんなタイトルが複数のページで全く同じだと、検索エンジンが混乱し、コンテンツを認識してくれなくなってしまいます。
たとえば転職系の記事の場合、「転職方法①」「転職方法②」というようなタイトルの付け方が重複の対象になります。
もしあなたの作成したホームページの中に、同じタイトルが複数のページで設定されている場合は、今すぐに修正を行ってください。
【たったこれだけ】PV数を5倍にするタイトルの付け方
以下にて、PV数が5倍になるタイトルの付け方を紹介します。
こちらは基礎基本となる考え方ではなく、検索順位を上げるためのテクニックです。
次のコンテンツ作成時から使える簡単なものですので、ぜひ頭の片隅に置いておいてください。
タイトルは30文字程度におさめる|は必須ではない
ページのタイトルは30文字程度におさめるようにしましょう。
少し前までは、「32文字以内におさめる」というのが一般的でしたが今はgoogle側のアップデートにより、「30文字程度におさめておく」が一般的になっています。
理由は、一定の文字数をオーバーするとYahoo!やGoogleなどの検索結果画面で、タイトルが省略されてしまうためです。
途中で省略されると見栄えが悪くなり、ユーザーに伝えたいことが伝わらなくなります。
とはいえ、「どうしてもこのキーワードを入れたい」「自然な文章にすると文字数をオーバーしてしまう」という場合は30字を超えてもOKです。
ただし、33文字以降の文言は省略されても大丈夫なようにタイトルを作成しましょう。
タイトルの文が変になって、ユーザーに違和感を与えてしまうようであれば、少々長くなってしまってもよいということです。
狙いたいキーワードを左側に寄せる
狙いたいキーワードを左側に寄せるとSEO効果は高くなります。
理由は下記の2つの通りです。
【1.画面の左側にユーザーの視線が集中しやすいから】
検索結果に表示されたページタイトル・記事の説明文(ディスクリプション)は左から右の横書きで表示されているため、ユーザーの目線は左側に集中する傾向があります。
【2.ユーザーは検索順位が下がるにつれて左側しか読まなくなるから】
ユーザーは、順位が下になるにつれて、タイトルを左から右端まできっちりと読むことが少なくなります。また、タイトルの最後尾にあたる右側にキーワードがあっては、読み飛ばされる可能性が高いです。
「流し読みする」「タイトルを全て読まない」といったユーザーの行動を自分に置き換えてみると当てはまるかと思います。
以上のことから、注目されやすい左側に重要キーワードを入れることでユーザーの目にとまりやすくなるため、クリックされる確率が高まるのです。
手を抜かない!考える、とにかく考える
「とにかく考える」というのは、どのようなテクニックよりも大切ですし、結果的にSEO効果を著しく高めることにもつながります。
「何を考えればいいの?」という方は、下記のようなことについて考える癖をつけてみてください。
◉狙いたいキーワードで検索をかける→2ページ目以降をチェック→「上位の記事と何が違うのか」を考察する
◉上位記事のタイトルを見て、狙いたいキーワード以外に共通しているキーワードを書き出してタイトルと付き合わせてみる(良ければ挿入)
◉逆転の発想でユーザーの心を掴む(例:『将来性がある』という趣旨のタイトルが多い場合は『将来性はない!』と逆のことを書いていみる)
以上です。
とにかく、とにかく、そしてとにかく考えてみてください。
タイトルの重要性を認識している今のあなたであれば、きっと時間をかけることで良いタイトルが生まれるでしょう。
まとめ
この記事では、SEO効果を得るうえで大事になる考え方、テクニックについて解説してきました。
記事作成そのものにもいえることですが、時間をかけることで必ず良いタイトルは生まれます。
『人を操る禁断の文書術』を著したメンタリストのDAIGO氏も著書内で「最も手間と時間をかけたのはタイトルだった」と語っています。
とにかく、タイトルは時間をかけるべき部分であり、その価値が十二分にあるのです。
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